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産土アーカイブスUbusuna Archives

産土ポッドキャスト -ubusuna- #episode1
第一回|1人目のゲスト「新政酒造8代目 佐藤祐輔さん」との対話|第一話

「産土ポッドキャスト」第一回目は、花の香の酒蔵での「新政酒造 佐藤祐輔さん」との対話です。
エピソードの要約記事としてシリーズで連載していきます。詳しい内容に興味がある方はぜひ、「産土ポッドキャスト」または「UBUSUNA PODCAST YouTube」をご視聴ください。

花の香酒造|神田清隆 × 新政酒造|佐藤祐輔

-産土についてどう感じていますか?
-日本酒のテロワールと言われたほうがわからない。

佐藤@ 日本酒の土着性の表現に「産土」を使うのはすごくいいと思う。日本酒のテロワールと言われたほうがわからない。「産土」はもっと大きな意味や文化を包含したもの。

神田@ 日本酒には、祈りや土地の産土神との深いつながりがある。

佐藤@ 神様とかはテロワールに入ってない。

和水町の産土神を訪ねる
対談前の和水町・菊池川流域の産土フィールドワーク 和水町の産土神を訪ねる

-熊本は水に浮いてる?
-和水町は古代から稲作文化が発展しやすい場所だった。

佐藤@ 花の香酒造のある熊本は水に浮いていると「ブラタモリ」で見た。

神田@ 和水町一帯も地下の火砕流の岩盤層と表層にも水がものすごく豊富にある。昔から和水町は稲作文化が発展しやすい場所だった。

佐藤@ 産土のパーツの中で土と同じぐらい「水」も大きく語られなければ。

自社酒蔵近くの田圃
対談前の和水町・菊池川流域の産土フィールドワーク 自社酒蔵近くの田圃

-江戸時代のブランド米「肥後米」はすごい歴史。
-当時の米「穂増」を一本手植えで復活中

神田@ 大阪米会所の相場の最高額を肥後米がとっていた時代があった。菊池川流域の米も大阪に運ばれていた。

佐藤@ 昔からブランド米だったのは、すごい歴史。

神田@ 当時のお米「穂増(ほませ)」を復活させ、昔の農法で栽培している。

佐藤@ 使いこなしたら、個性的なお酒になる。

生育中の苗
2021年「穂増」の田植え 生育中の苗
新政酒造8代目 佐藤祐輔さんとの対話|第一話

産土ポッドキャスト -ubusuna- #episode1 2021.09.01

第一回|1人目のゲスト「新政酒造8代目 佐藤祐輔さん」との対話|第一話

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