早苗饗祭開催
6月21日早苗饗祭・熊本在来種穂増の田植え体験を開催致しました。
早苗饗(さなぶり)は田植えを終え、田の神(サ)が天に帰る(ノボル)
「サノボリ」が語源と言われる日本農耕の伝統的な神事です。

昔から和水町地域では、田の神を祭る豊作祈願の神事と同時に田植えの無事な終了を神様、人に感謝するねぎらいの祝宴「早苗饗祭」として催され、現在まで続いています。
古来の祝宴では蒸籠で蒸した清酒粕から農業用に肥料をつくる一方で、蒸籠を使い清酒粕から蒸留した焼酎がつくられ、参加者に振る舞われていました。






花の香酒造では、酒づくりだけではなく、昔から伝わってきた土地固有の農耕儀礼や神事、祭りなど、農業と醸造に関わる「祈りの心」皆様と共有し、支えることで、自然環境保全や土地固有の文化の伝承につなげていくことを目指しています。

県内外、海外からもたくさんのご来場誠にありがとうございました。
10月には収獲祭を開催する予定ですので是非ご参加下さい。