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稲作儀礼「水口祭」

稲作儀礼「水口祭」

稲作儀礼『水口祭』(みなくちまつり)

稲作儀礼の一つ。
苗代に種籾をまく日に、その水口で行う田の神祭り。稲の育成を祈願したものである。
口とは田の水を取り入れる口で、苗代で籾おろしをするので「ナワシロマツリ」苗代祭ともいわれている。
ツツジやウツギ、フジなど山野に咲く花の枝を折ってこの水口に挿し、御幣、あるいは神符、牛王宝印などを棒にはさんで立て、松苗を飾る。
種籾の残りでつくった焼米を田の神に供え、鳥が供物の焼米を食べ苗代の籾は食わぬようにと祈る。
家族でひそやかに行われる事が多く、焼米は子供達に分け与えるという地域もあります。

【田の神】

田の神は、稲作の豊凶を見守り、稲作の豊穣をもたらす神である。

水口祭お知らせ
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